日常喜劇

2002年05月07日(火) 私的小説の書き方


さいきん気付いたが、私はギャグとシリアスを平行して
書くと筆の進みが良い。
あいにく愛用のワープロは(ワープロかい)2画面開けないので、
いちいち保存して一度画面を終了させないと他の画面を開けないのだが、
それでも一つで煮詰ると別の一つに手を出して…を繰り返していると
さほどに煮詰らないのだ。
でもやっぱり進みが速いのはギャグの方。
こないだも悪魔の辞典砂時計を平行して書いてて、
やっぱり辞典の方が一週間早く上がってしまった。
ちなみに今は軽いラブとギャグ。文章量はギャグの方が2倍多いのに
進行状況は同じくらい。
えろやシリアスはその場のムードと勢いが盛り上がらないと
いくら粘っても書けないし、深く考えすぎると自分でも理解できなくて、
ここが問題なのだが、悩んでる自分と作品が
アホらしくなってくるので書けなくなる。
だからえろとシリアスはとにかく勢いとノリで。

逆にギャグはすんごい頭を使う。いやになるほど読み返して、
細部も気に入らないと引きずりまくり、自分でも噴出すくらい
ヒネリがないと納得できない。
やっぱりギャグ向きなんだと思う。
もちろんシリアスも、書き上げるまでは何度も読み返し
「細い肩の線を指の腹でなぞる」にしようか
「細い肩の線を指先でなぞる」にしようか
些細な推敲(笑)に悩み、決まらなくてふて寝てしまう時もある。
でも真面目に悩んでるから、全く恥かしいとは思わない。
恥かしいのはふと我に返って読み返したとき(笑)

でもギャグにしろシリアスにしろ、一度作り上げてしまうと
もう二度と読み返したくなくなるから不思議だ。
こういう感覚ってないですか?
私はアップした後の自分の作品読み返すの
すんごいヤなんですけど。


 < 過去  INDEX  未来 >


牛良 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加