地元の映画館がなぜか月曜レディースデーなので 仕事を10分早く上がって見に行ってきた。 こういう痛快どんでん返し系が好きだ。 という軽い気持ちで行って来たのだが、 斬り合いシーンが長くて疲れた…。 あと両腕・両脚・舌を切られた女の子の恨めしげな 目が夢に見そうで怖かった…一番迫真の演技してたのは 主役達じゃなくてあの子だと思う。 話は、とんでもなく悪い殿様を十三人の刺客が 殺しに行くという解りやすい勧善懲悪モノ。 殿様がいかに悪かというアピールをする前半部分で 可哀想な女の子とか出てきてめげそうになったけど、 話自体は単純で解りやすかったと思う。 だから血筋だけで上司を決めちゃいけないんだよ全く。 十三人しか居ないから、宿場町を丸ごと一つ買い上げて 決戦場にするというコンセプトは面白かったと思う。 あとはそこに殿様が通ってくれれば、というバクチ感覚も 面白かった。殿様側に居た腐れ縁の旧友との駆け引きとか。 なにげに、絶倫な若者が中年おじさん町長をバックから、とか 10歳未満の少年の全裸、とかよく判らないシーンが あったけど…昔の映画はこんなもんなのかな?? 最初は200人対13人だったんだけど、爆薬使ったり 橋を壊したりして各個撃破、封じ込め等して 「130人くらいまで減らしたからここからは斬り合いだ」 「よっしゃー!」みたいな展開になってたけど、 どうしてもっと人数減らしてから斬り合い しなかったのかとしばらく考え込んでしまった。 …アレだ、男にしか解らない「劣勢にこそ燃える」 展開だ、きっと。自分は元から死ぬ気だからいいやと 思ったんだろう。あと死兵になると強くなる的な。 無駄とか思っちゃダメだ。
今回一番の収穫は、奥さんに 「いやよ行かないで」と言われたらちょっと振り返って 「遅くともお盆までには帰る。盆迎えには」と カッコよく返事するシーン。 昔の人のカッコいい捨て台詞いいね! 意味深過ぎて意味が解らなかったよ!
|