日記らしい

2003年12月19日(金) 馴染み。

車を所有していない私にとって、傘はこの季節の必須ア
イテムのひとつだ。
ある時点からずっと同じ傘を買い続けていた。
色や長さを変える事もなく、同じ会社の同じ長さの同じ
色の同じ傘。
今使っている傘は多分四代目か五代目だが大分長く、最
低でも十年は経っていると思われる。
「長く使っている傘」の想像図よりも余程奇麗で、意外
に使える物だなと感心してしまう。
この傘を買い始めた頃は、忘れたり無くしたり無くなっ
たり(どれも同じ様だが違う)して、直ぐに新しい、で
も同じ傘を買っていたので、今の傘が長く使えているの
は、ちょっと嬉しい。

さすがに今同じ傘は売っていないだろうから、もし傘が
壊れたら新たなるお気に入りを探す事になる。
でもきっと、今の傘と同じ様な物を選ぶのだろう。
持ち手は丸くなくて、長さは地面につけるとちょっと腕
が曲がるくらい、そして色は暗めの青。
それでも、一部分で良いから透明で向こうが見える傘に
買い替えようか、と今日の様な暴風雨の日には思うのだ。


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みあき