会社を休んで『人体の不思議展』を観に行った。 平日なのに結構人がいた。 月並な感想だけど、凄いなぁ、と。 ヒトの体というのは、こんななんだ。 それよりも、この標本(と書いて良いのかしら?)を作 る技術が、努力が。 特に血管の人形標本なんて、どうしたらあんなに細かい まま作れたのかしらと。 とても美しかった。 あれは、あれだけはもし売っていたら買って帰ったかも。 勿論、とても欲しかった蛙の骨骼標本ですら買えないで いる女の戯言ですけど。 取りあえず、迷って悩んで、カタログだけは買った。 これすらも今の私には高くて、そして重かった。 最後に脳年齢と骨密度を測ってもらった。 脳年齢はほぼ実年齢。 骨密度は若い人にも負けない感じだった。 でも、出来れば逆の方が、より嬉しかったかも。
観に行く気満々で前売券まで買ってたけど、実際観たら 気持ち悪くなるかなと思っていたのだけど。 ホラーとか好きじゃないし。 でも、そんな事、全然無かった。 なんだろう、なんでだろうな。 やっぱり、確かにそこに生命があったからなんだろうな。 体は魂の器だけど、その器がなければ生命は生まれない。 魂だけで存在は出来ても、生きる事は出来ないんだよね。 それなのに空の器であっても、生命を感じる。 変なの。 私が、か?
いいな。 私も死んだら、ああなりたいな。 あれなら、私なんかでも役に立てそうだもの。
|