日記らしい

2005年09月16日(金) 内視。

会社を休んで『人体の不思議展』を観に行った。
平日なのに結構人がいた。
月並な感想だけど、凄いなぁ、と。
ヒトの体というのは、こんななんだ。
それよりも、この標本(と書いて良いのかしら?)を作
る技術が、努力が。
特に血管の人形標本なんて、どうしたらあんなに細かい
まま作れたのかしらと。
とても美しかった。
あれは、あれだけはもし売っていたら買って帰ったかも。
勿論、とても欲しかった蛙の骨骼標本ですら買えないで
いる女の戯言ですけど。
取りあえず、迷って悩んで、カタログだけは買った。
これすらも今の私には高くて、そして重かった。
最後に脳年齢と骨密度を測ってもらった。
脳年齢はほぼ実年齢。
骨密度は若い人にも負けない感じだった。
でも、出来れば逆の方が、より嬉しかったかも。

観に行く気満々で前売券まで買ってたけど、実際観たら
気持ち悪くなるかなと思っていたのだけど。
ホラーとか好きじゃないし。
でも、そんな事、全然無かった。
なんだろう、なんでだろうな。
やっぱり、確かにそこに生命があったからなんだろうな。
体は魂の器だけど、その器がなければ生命は生まれない。
魂だけで存在は出来ても、生きる事は出来ないんだよね。
それなのに空の器であっても、生命を感じる。
変なの。
私が、か?

いいな。
私も死んだら、ああなりたいな。
あれなら、私なんかでも役に立てそうだもの。


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みあき