2001年06月22日(金) |
アメリカン&ジャパニーズ |
PSOにはJPサーバ、EUサーバ、USサーバという三つのサーバがあり、日本人はJP、ヨーロッパ諸国の方々はEU、アメリカ人はUSにその多くの方が集まっています。 私は以前から、無い英語の知識を引っ張り出しては他国サーバに遊びに行っていまして、Ver.2になってPSOに復帰してからも当たり前のように遊びに行っています。日本以外ではまだVer.2が発売されておらず、一緒に冒険してもあまり面白くないので会話をメインに楽しんでいます。 そんなある日、一人のアメリカ人が話し掛けてきました。そのときの会話です。
米:Ver.2、1より楽しい?
私:はい。
米:どこでVer.2買ったの?
私:家の近くのゲーム屋さんで買いました。
米:マジ? どこよそれ?
私:私は日本人ですよ。
米:嘘だろ。何で英語喋ってるんだよ。
私:……は?
日本人が英語を喋ってはいけないとは知りませんでした。びっくりです。 会話の簡潔さを見ていただければわかるとおり私は英語が得意なわけではありません。ちょっと見ていれば気づくと思うのですが…。それに、キャラの名前の横に「J」という日本語設定で遊んでいるという表示もあります。それを見ていないという事もないと思いますが…信じろよ。
しかし、この件で何より悲しく思うのは、私がしばらくPSOから離れた間に、日本人の悪性がより強く出ているという事実です。 他にも、サーバを移動して、着いた瞬間に「ジャップゴーホーム」と言われたこともあります。その人は「もう家に居るよHAHAHA」と言ってあげたら黙りました。 これらの事例は、彼らは「日本人=英語を絶対に使えない。何言っても反論はありえない」と考えている証拠です。
これは、逆に考えるとそれだけ日本人が仲間内だけで固まり、英語での簡単な会話にすら応じないという証拠でもあります。 私がプレイしていた限りでは、Ver.2になってから日本人がアメリカサーバにおいてアメリカ人と喋っている所を見たことがありません。アメリカサーバに来てまで仲間の日本人と日本語で喋りまくり、アメリカ人に顰蹙を買う日本人ならよく見ますけれどね。
Ver.1の頃は、確かに数は少なかったですが、接触を試みる方もちらほらと見受けられました。私がいない2ヶ月の間に何かあったのでしょうか。 確かにアメリカ人にはいわゆる改造やら泥棒やらの悪玉プレイヤーが多い(というかそれを当然と思う「文化」があるらしい)のですが、普通のプレイヤーもたくさんいます。日本のこと(多いのがゲームやアニメ)が好きで話したくてたまらないという方も中にはいらっしゃいます。特に今はVer.2の話を聞きたくてたまらないようです。
そんな、現実では絶対にありえないほど外国人と会話しやすい状況がお膳立てされているのに、自らに閉じこもるとは。 島国根性ここに極まれり、です。
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