2001年06月25日(月) |
苦笑するしかないのかなぁ |
またまたPSOの話です。ゲームしか話題が無いのか! と思われる方もいらっしゃるでしょうがその通りでしてオタクでごめんなさい。引きこもってはいないのでご安心を。
PSOのVer.2には「チャレンジモード」なる遊び方がくっついていまして、これは仲間全員がLV1に戻って様々なクエストをクリアしていくというもので、アイテムなども全てクエスト内で拾ったものしか使えなかったり仲間のうち一人でも死んだら終了してしまったりそのくせ敵も沢山でてきて大変だったりとなかなかやり応えがあるモードで、言わば「強制12月モード(6月14日の日記参照)」でして私もよく楽しませてもらっています。
しかし、やっぱりというかなんというか、プレイヤー側で遊び方を間違えている…とまでいうと言いすぎですが私と違う思想で遊んでいる方が大勢いらっしゃいまして、同じ志の方を見つけるのが非常に困難だったりします。 具体的にどんな風潮かといいますと、「もうクリアーして謎解きなどを全部知っているプレイヤーに連れて行ってもらう」事を前提としてしかチャレンジモードをプレイしない方々ばかりなのです。必死にチャレンジするからチャレンジモードなのだと思っていたのですがどうやら私は間違っていたようです。民主主義的に(=数の暴力)。
そもそもこのモードが他のモードとなにが違うのかというと、「試行錯誤」と「協力」と「ギリギリの緊張感」とがあり、それに伴って全員が全力を出して五分五分という、数少ない「遊びに本気を出せる場」となっているところであって、ただクリアしたってご褒美があるわけでもなく特別に面白い筈がないのです。 まぁ、全部のクエストを短いタイムでクリアすると素晴らしいアイテムが貰えるらしいのでそれだけを目当てにチャレンジをプレイしている方も大勢いらっしゃるようなのですが…。
そもそも、全クリという名誉欲(実際称号ももらえるし)やレアアイテムという物欲(といってもただのデータに過ぎず実際に役立つわけでもないので、結局は他人より優位に立ちたいという名誉欲に繋がりますが)などは「自己実現欲求」に繋がると思われます。そして、そういう専門家ではないので言い切れませんが、自己実現欲求の達成をゲームの中に求めるのは非常に危険だと思うのですがどうでしょう。
彼らには、何故企業の人事さんが「サークルとバイトを頑張ってきました」とにこやかに語る爽やかな大学生を採用しないのかを御一考していただきたいなぁ、と切に願います。
PSOって面白いゲームなんだけどなぁ。
|