PSO界(?)には色々な「チーム」や「集合場所」がありまして、共通目的の団体を形成しています。
「チーム」とはその名の通り、チームを作り、同じ目的や趣味のチームメンバーが目的の達成を目指します。 「集合場所」とは、それぞれ目的ごとに集合場所を決定しておき、その目的と自分の目的が合致すると思う人が、個人個人でその集合場所へ赴き、目的の達成を目指します。 「チーム」が有名になりすぎて「集合場所」になったり、「集合場所」の常連が「チーム」を形成する場合もよくあります。
私は、そのような「集合場所」の一つである「サッカーロビー」によくお邪魔しているのですが、今日は、私がよく行く「ロビー」の仲間達と、別の「サッカーチーム」の方々とで交流試合が行われました。 試合は普段仲間内で行うものよりも盛り上がりまして、次回も行う様な話が既に出ています。
これって、すごい事だと思うんです。 ただの「オマケ」の「ボール遊び」から、チームや仲間ができあがり、作戦や役割分担を考え、実際に仲間内で試合をして腕を磨き、チーム同士の試合にまで発展しました。実現するかどうかはわかりませんが、他のサッカーチーム達を巻き込んでリーグ戦をやろう、といった意見まであります。 大人が本気で遊ぶと凄いんだぞ、という見本みたいな例だと思います。
この様な事例から考えてみると、ネットゲームは「ゲーム」でありながら「社会」であると思うのです。もちろん基本的にエンターテインメントの社会なので小難しい事はマナーに関する問題くらいしか無いのですが、与えられた範囲を利用して遊ぶ者自身の創造性で如何様にも遊び方が広がるという事は、エンターテインメントにおいて革命的なことだと思うのです。RPGの本質に立ち返り、かつ、アナログ(テーブルトーク)RPGでは成し得なかったリアルタイムの処理による感覚的な動きができるようになり、初めて実現した「モノ」だと思うのです。特に、サッカーの事例は特殊で、本編に全く関係しない遊びを本気でやってしまおうというもので、私なんかはサッカーの為にPSOをプレイしているような状況です。合間に暇だったら冒険をするといった感じで。 そして、PSO上で仲良くなった人や団体が、そのまま他のネットゲームやWeb上で他の行動を起こすようになっています。絵を書いたり小説を書いたりする切磋琢磨を目的として作られた集団から、他のゲーム…具体的にはセガの「ぐるぐる温泉」による麻雀や将棋大会など…に流れていく集団まで。
往年の音ゲーに関する集団の爆発的増加にも似ていますが、あれはネットを介しただけで、ネット上で全完結していないという点でこれとは違います。 また、今までPC上で数多く見受けられたネットゲームでは、操作や視覚的な面、はたまたプレイヤーの絶対数などの要因により、こうはいきませんでした。
「サイバースペース」という言葉が俄かに現実味を帯びてきたと思いませんか?
…などと偉そうなことを色々と書いてみましたが結局の所眠くて何を書きたいのかわかりませんのでこの辺でお別れします。
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