先週末から今週頭にかけて、私の学校では学園祭が催されました。もちろん我が文芸部も展示やら屋台やらで参加しまして、私も色々と忙しかったりとても暇だったりしてどちらにせよ困っていた次第です。 さて、何をやっていたかはおそらくホームページの方にアップしたイラストに全てが詰まっているような気がしなくもないのですが色々なところで見られるようなネタですいません。他にも文章等でも多少は展示していたのですがそれはアップするに適した内容に思えないので日記の更新でそれに代えさせていただきたいと思います。
学園祭では、私は屋台よりも展示の方に主力を傾けていたのですが文芸部の展示室の真向かいでは美術部がハイセンスなクレープ屋さんを催しておりましてそれに気づいた時点ですでにダメージがすごい事になっているのですがそもそもの客層が違っていたおかげで特にダメージも無く過ごす事ができました。むしろその事実の方が大ダメージなのですが私は負けません。嘘です。はなっから負けております。
いやまあそもそも勝ち負けの問題ではありませんので仲良くやっていきたいところでしてとりあえずクレープは三、四回食べましたがおいしかったですよ。文芸部の屋台でやっていたお好み焼きもおいしかったので引き分けでしょうか。でも展示はそもそも何もおいしくないので負けたのかもしれません。ああやっぱり勝ち負けになってしまっている。おかしいな。私の思考が。
私達の展示ではイラスト・文章コンテストなるものを開いておりまして来場していただいた方に投票していただいていたのですが三日で二百票以上もの票が集まりまして正直びっくり致しました。ご来場くださった皆様、誠にありがとうございました。と書いてもここを見ている部外の来場者なんて居るはずが無いので無駄なのですが万が一を考えてこんな事を書いている辺り私はあざとくて悪い奴なのかもしれません。 で、皆さんが可愛い&格好良いイラストで勝負なさっていた中にインパクトだけで勝負に向かった事が幸いしたか、アップした片割れの「そんな馬鹿な」がなかなかの好評を頂きましてそれなりに多くの票を頂いたのですが、投票用紙に書いてくださったコメントがなかなか興味深い。そもそも自分の描いた絵に対するコメントはどれも興味深いものなのですが、今回はその中(知り合い以外が書いたもの限定)でも特に興味深かったものを、数点紹介したいと思います。
「こわい」
いや全くその通りでして直球真っ直ぐストレートと言った様相を呈しておりますがこれ書いてくれたの幼稚園か小学校低学年の女の子だったんですよ。本当に感激です。こわいのに私の作品に投票してくれた辺りこの少女の将来が非常に楽しみです。
「い・か・す(はあと)」
このはあとの部分にはハートマークが描かれていました。そして芸の細かい事に一文字ごとに改行し、斜めに書かれていました。これを書いてくれたのは女子高生だったと記憶しています。こういう絵が女子高生に受け入れられるとは全く思っていなかったのでびっくりです。そもそも、「そんな馬鹿な」は男性向け、「後ろの正面」は女性や子供向けとして描いたつもりなのですが「後ろの正面」には投票自体が少なく、この様な結果になって非常に興味深く思っております。
「愛をありがとう」
誰が書いたのかわかりませんがこんなこと書くのは大きなお友達に違いありません。お仲間さんありがとうございました。お互い頑張って真っ当な道を歩けるようになりましょう。
さて、皆様より頂いた票数は去年より多かったのですが、去年の学園祭で展示した「お父さん近影」に頂いたコメントよりも爆発力が足りなかったように思います。去年はなんと言っても、
「四十六歳、その通り」
という、ひょっとしたら三十六歳だったかもしれませんが、誠に素晴らしい爆発力を持ったコメントをいただけまして私は感謝感激して爆笑してしまいました。こんな素晴らしい感想を頂けたら描いた甲斐があったと言うものです。 来年は是非、これに準ずる感想を期待します。といっても私は来年はもう居ないのでもう遅いですが。
しかし、私はそもそも文章系なのですが文章展示には一票だけしか入らずそれもノーコメントだった辺りがいとあはれで趣があるなぁ、と思ったり思わなかったりしております。まあ、提出が遅れた上に分量が多かったのでそもそも読んでいただけなかったという事もあるでしょうが、意外とこのダメージは根が深いものとなっておりまして実力の無さが露呈したのでもうちょっと頑張ってみようと思います。 いつもいつも下手な文章でお目汚ししてしまい申し訳ございません。
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