先日少しだけ日記に書いた、30日のビッグサイトを見て考え込んでしまった事などをひとつ。かなり独り善がりな文章になると思いますのでお気をつけください。むしろいつも独り善がりです。平謝りです。申し訳ありません。
さて、本題。
誰でも一度くらいは思った事、考えた事を表現したいと思った事があると思います。また、した事があると思います。 その、表現する「手段」のうち、この国でもっともポピュラーなものは文章だと思います。識字率高いですしね。ジャンルは、はじめはエッセイやレポートという形になるのではないかと思います。書かなくとも、頭の中ではそんな形だと思います。そして、次いでポピュラーな、絵、造型、音楽、特殊な文章(詩や小説)、漫画などに移っていくのではないかと思います。
私は、漫画というものは小説や童話から進化してきたものだと思っています。イラストレーションは絵画から進化してきたもので、全く別物だと考えております。(戯画や社会風刺漫画などの一枚絵漫画に関するところはわかった上で切り離します)で、そんな中で、漫画というものは「絵という特殊技能を『持っている』人間だけが描けるモノ」だと思うんです。何故なら、表現したい事柄を表現できるだけの絵を描く能力が無ければ漫画とは成り立たないものだからです。そうでなくて無理やり漫画という形を取らせたものは、ほぼ確実に小説+イメージイラスト数枚+人間の想像力でもっと確実な表現が可能です。だから、私は漫画を描かないのです。(実際はたまーに描きますが、部活の関係でイベントに強制参加となるときだけです。以前日記に書いたかもしれませんが、そういう場だと小説は「読んですら貰えない」ので)
で、先日のイベントは、漫画といいますか、いわゆるコッチ側のオタクさん向けの「発表の場」の最高権威だと思います。 行ったことがある人は知っていると思いますが、そこで見たものがアレだったわけです。金儲け、もしくは「無理やり漫画の形態をもったモノ」たちの集合体とでも言いますか。
で、思ったんです。 漫画を描くって何だろう、と。
ゲームやマンガのキャラに対して想像を働かせるのはわかります。 その想像が裸の女の子に向くのも、まあわからなくもないです。
でも、あまりにもそればかりじゃないですか。
漫画を描く。そして発表する。 漫画で無ければならない? 発表しなければならない?
何故?
描いてみたかったから? 発表したかったから?
描けもしない絵である必要性は? 正直な話、なんであるかを理解するのに時間を要するものを値段つきで発表する意味は?
もちろん、そうでない人もいるでしょうが、3時間程度歩き回った感じだと限りなく少ない様で。 彼らとは他人であり、趣味思考も似て非なるものである、といってしまえばそれまでなんですけどね。
乱文ですみません。んー、言いたいことが上手く言えない。
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