★門前典之。 『建築屍材』

鮎川哲也賞らしい。
基本的に「賞もの」は苦手としているが、新しいハードの本が
図書館で手に入る確率はきわめて低いので、勢いで借りたら
読みきれずに延長に。
鮎川哲也賞のハード本で楽しみなのは(って数冊しか読んで
ないけど)、巻末の審査員の書評である。
これを見て、また「なるほど、専門家はそう見ているのか」と
思う。
シロートの自分とはぜんぜん読み方が違うのも、選者によって
目の付け所が違うのもなかなか面白い。

本文。・・・・建築用語が難しすぎ〜
だが、人を隠すのによく壁に塗りこむという本を(ミステリだけ
でなくホラーとか)読んだことがあったが、それは「あかん」
ということが解説されていて興味深かった。
本当の建築現場に一般人が入ることはまずない。
そのへんがもう少しわかりやすく楽しめたらよかったかな・・・・・

しかし・・・・このナイスなタイトル、後でつけたのね。
2002年02月03日(日)
By ちゃいむ

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Edit by オレンジミルク。