本屋の店頭に並んでいるのを、何度も未練たらたらであきらめて いたが、先日図書館の返却されたばかりの本を入れる棚で発見。 この棚は、ちょっと穴場なのだ。 そして、勝手を知った本好きたちが、さりげなくチェックして いく。 つまり返却されても、書棚に戻る前にここでかっさらわれて いっちゃうわけだな?(笑)
『未練』は、『花散る頃の殺人』に続く、音道貴子シリーズ第二弾。 長編もいいが、個人的には軽く読める短編集が好き。 といっても、話はいちいち解決するわけではなく、「これが警察官の 日常に近いんだな」という感じがする。 淡々と描かれる日常の中の非日常=犯罪。 ドラマの音道さんは、ちょっとスマートすぎるな。
それにしても、題材はかなりシビアだ。 子どもがらみには弱い・・・・。 それから、最終話みたいな話にも。
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| 2002年02月07日(木) |
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