もう本を返してしまい、ちょっと手元にないのだが・・・ びっくり。ミステリじゃなかった。 というのも、ワタシはまだ恩田さんの作品は2〜3作くらいしか 読んでいなくて、一番最近読んだのがミステリの短編だったので、 ついそのイメージで読み始めたのだ。←ありがち 特に図書館本はハードが多く、しかも帯がない。 内容はまったく、その題名から想像するしかないのである。 そしてこのタイトル「月の裏側」。 ・・・・うまい。 ストーリーはSFといったら一番近いか。それともホラー? 読み進んでいて、思わず昔夢中になって読んだ、眉村卓を思い出した。 あんな雰囲気で、もう少し文学っぽく、湿度と色がある。 ・・・・そして、怖い。 主人公の年齢が、設定よりかなり若く感じるのがちょっとおしいが そう気にもならない。
むむむむ。「六番目の小夜子」でちょっとひいたのだが、もう少し 他のも読んでみようか。
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| 2002年02月16日(土) |
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