笑えた! 鯨統一郎さん・・・・なんだかんだいっても読んでしまう作家。 この気持ちでもう1度「涙研究所へようこそ」を読めば、けっこう なんだかんだでイケるのかも。 日本文学史に出てくるような作家の作品、つまり純文学は、まったく といっていいほど読んでいないが、森鴎外の「舞姫」は国語の教科書 に出てきたから読んだ。 (あらすじもよく覚えていないくらいだが) この本の表紙のあの鴎外の顔、笑える・・・・落書きでおさげにして 遊んだっけ。
  鴎外が次々に繰り出す、現代文化への素朴な疑問が実に可笑しい。 やたら個性の強い登場人物との掛け合いも、そううるさくない。 あまりにも適応能力が高いモリリンにはうなるけど・・・ だがリアリズムには欠けても、一気に読めて楽しめる。
  しかしいいのか?あの犯人??(笑)
  |  
 | 2002年03月25日(月) |  
  |