★鯨統一郎。 『タイムスリップ森鴎外』

笑えた!
鯨統一郎さん・・・・なんだかんだいっても読んでしまう作家。
この気持ちでもう1度「涙研究所へようこそ」を読めば、けっこう
なんだかんだでイケるのかも。
日本文学史に出てくるような作家の作品、つまり純文学は、まったく
といっていいほど読んでいないが、森鴎外の「舞姫」は国語の教科書
に出てきたから読んだ。
(あらすじもよく覚えていないくらいだが)
この本の表紙のあの鴎外の顔、笑える・・・・落書きでおさげにして
遊んだっけ。

鴎外が次々に繰り出す、現代文化への素朴な疑問が実に可笑しい。
やたら個性の強い登場人物との掛け合いも、そううるさくない。
あまりにも適応能力が高いモリリンにはうなるけど・・・
だがリアリズムには欠けても、一気に読めて楽しめる。

しかしいいのか?あの犯人??(笑)
2002年03月25日(月)
By ちゃいむ

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Edit by オレンジミルク。