★若竹七海。 『ヴィラ・マグノリアの殺人』

ずっと前からこの本のタイトルを見ていて、一体「ヴィラ・マグノリア」
ってなんなんやろ・・・と見当違いの謎を抱いていたのだった。
なーんだ、ヴィラって、建物のことなんじゃん・・・って、わかるの
遅すぎ。しかも、完璧に「古書店アゼリアの死体」と連続物だと
勘違いしていて、まったく散々な出だしだ。
(こんな感想をかくひともおらんやろな)
個人的には、読む順番のせいもあるかもだが、「古書店」よりも
「ヴィラ・マグノリア」の方がよりユーモアをうまく料理しているような
気がする。若竹風に、かなりスパイスが効いているから単におもろいと
いうのではないが。

コージーミステリとユーモアミステリとは違うのかな?
よくわからないけど・・・・昔怒涛のように読んだ赤川次郎さんなんかの
作品にかもしだされる雰囲気とは、ちょっと違うような気がする。
うーん・・・・
登場人物たち、笑えないほど一癖もふた癖もあるのになんだかリアルだし。

でもでも海の側に住むってすごくあこがれ。
海無し県育ちだからねえ・・・・(しみじみ)
それから、かぼちゃのスープも飲みたいぞ!

2002年06月13日(木)
By ちゃいむ

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