ずっと前からこの本のタイトルを見ていて、一体「ヴィラ・マグノリア」 ってなんなんやろ・・・と見当違いの謎を抱いていたのだった。 なーんだ、ヴィラって、建物のことなんじゃん・・・って、わかるの 遅すぎ。しかも、完璧に「古書店アゼリアの死体」と連続物だと 勘違いしていて、まったく散々な出だしだ。 (こんな感想をかくひともおらんやろな) 個人的には、読む順番のせいもあるかもだが、「古書店」よりも 「ヴィラ・マグノリア」の方がよりユーモアをうまく料理しているような 気がする。若竹風に、かなりスパイスが効いているから単におもろいと いうのではないが。
コージーミステリとユーモアミステリとは違うのかな? よくわからないけど・・・・昔怒涛のように読んだ赤川次郎さんなんかの 作品にかもしだされる雰囲気とは、ちょっと違うような気がする。 うーん・・・・ 登場人物たち、笑えないほど一癖もふた癖もあるのになんだかリアルだし。
でもでも海の側に住むってすごくあこがれ。 海無し県育ちだからねえ・・・・(しみじみ) それから、かぼちゃのスープも飲みたいぞ!
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2002年06月13日(木) |
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