★今邑彩。 『よもつひらさか』

「よもつひらさか」とは一体なんだろう?
他にも目にする機会があったりもして、ずっと疑問に思っていたが、
それはこの短編集の最後の一編「よもつひらさか」で解かれる
・・・怖いぞ。
ミステリ、というよりはホラー的な要素がうまい、このひとならでは
の味付けで、夏に読むにはいいかもだ。
途中で先が見えてしまうこともないではなかったが、12の短編は
どれも質が高くてはずれがない。
このひとは、もっと高く評価されていいと思う。

あーでも天井のしみの話は怖いよう・・・・
鏡の話も怖いし。これでまた鏡が夜見られない。
2002年06月26日(水)
By ちゃいむ

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