 |
 |
■■■
■■
■ 慣れてしまった
臆病に差し出した手を 乱暴にふりほどかれる
そんなことに、慣れてしまって。
背中ごしに盗み見る 丸まった背中に どうしようもない距離を感じる
そんなことに、慣れてしまって。
少しずつ離れていく距離を 仕方ないと諦めて 身体のずっと、奥の方から 私の、すべてをかけて あなたが欲しいと 求めることも もう、なくなってしまって。
さらさらと落ちていく 砂時計の、砂の色みたいに 凶暴な程 鮮明で、柔らかくて やり場のないあなたへの想いは 私をどんどん呑み込んでいく。
二人の部屋に降る闇は 独りではどうにも、寂しすぎて 閉じ込めていた私の孤独を 呼び覚ましてしまう程 静かで とても静かで
そんなことに、慣れてしまって…
2002年10月17日(木)
|
|
 |