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2002年02月05日(火)

♪さぁ〜〜んぺいですっ!!

さぁ〜〜んぺいですっ!!

ばば しょぅへいっ!!

ばば しょぅへいっ!!

は(食)ぁべちゃったっ!!

は(食)ぁべちゃったっ!!♪



作詞、作曲 娘




この意味不明な歌を子供たちが

賑やかに朝から何十回も歌いながら走り回ってるのを

無視して

私はちょっと昔の事を思い出していました。




あれは結婚した翌年

7月のある日曜日でした




生理が来ない・・・

と言うことを旦那に相談すると

すぐさま新聞で調べて 当番病院へ駆けつけてくれました



受付けをし

名前が呼ばれ

尿検査をし

しばし待たされ







そして よくあるあのセリフ

「おめでたですね 」

と言われた


そう初めての妊娠














そして何週間か後に

初めての流産





手術当日の朝

旦那が病院へ来てくれた








まぁ 手術をする2週間くらい前から入院はしていたのだけれど・・





彼は仕事を終えてから

欠かさずお見舞いに来てくれた




にもかかわらず

私は彼の顔を見るたび 最初から最後まで

文句ばかり言っていた






「どうしてわたしばっかりこんな思いするのよ」





「どうしてこんな病室に・・・



私以外の人なんて皆 毎朝回診の時

赤ちゃんの心音聞いてるんだよ 

トクトクトクトクっって・・・

嬉しそうな顔して聴いてるんだよ

なんも

なんもこんな病室に私を入れなくても・・・」


「あんたはいいよね、痛い思いしてないんだから・・・」





毎日こんなひどいことばかり言われてるのに

きちんと来てくれていた旦那は




私が手術を終え

目が覚めると病院内にいなかった。




いや 30分後には来てくれたのだけれど

その「一度家に戻った」

と言うことが私はその時 どうしても気に入らなかった


「どうして待っててくれなかったのよ!!



術後、先生からの話があるでしょ?」




ときつく言ったらなにも言い返しては来なかった











退院してきてから

旦那は それなりに優しく接してくれたような気もする


テレビで赤ちゃんが出てくると

さりげなくチャンネルを変えたりもしてくれたし

ふさぎ込んで外出しなかった私を

「旅に出よう」と外へ連れ出してくれたりもした




時が経って 今思うと 旦那の優しさと

手術の間 帰ってしまった気持ちもわかる気がする






私は 急に旦那にお礼がしたくなり

感謝の気持ちを込めて

夕食の準備を始めた




旦那が帰ってきた



「疲れたぁ〜腹へったぁ」


と言うので



「おかえり♪ご飯食べよう」


と返事をした





旦那が台所へ行って

お味噌汁の蓋を開けた







「・・・・・・・・






・・・・・・・・・・ナ・・・・







ナニコレ・・・・・・(冷汗)」





「うふふぅ 素晴らしいハーモニーでしょ?」



楽しい食事の時間です    ぷぷぷ












miruru