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異性を異性と意識する 2002年12月14日(土)




今年の夏の事だった。


娘がお外遊びをしていると 

すごい声で家に帰ってきた。





泣いて泣いて 言葉にならない様子だけれど

娘の右手 オカアサン指が首を指した。



見てみると

血が出てる。

ちょっと深め。

なんかえぐられたような感じ。





でも、病院に行くほどでもなかったので(縫うとかそこまでではなかった ワタシの勝手な判断)

様子を見ようという結果になった。


傷は 秋頃には消え 娘自身も「痛い」と言わなくなった。



けれど

あの 夏の日から 娘は その傷を作ったであろう男の子と遊ばなくなった。


ケンカの原因はわからない。

たぶん どっちもどっちなのかもしれない。

どちらに聞いても 「相手が悪い」としか言わないし。




娘がお外遊びをしていると

また すごい声を出して家に帰ってきた。

落ち着かせ聞いてみると

その男の子がいた。ということらしい。




ただ それだけだったけど あの娘の驚きながら

泣いて帰ってくる姿は 

夏の日の思い出が 深く心に残っているのだろうなと 母みるるは思っていた。





外も寒くなり

家の中で遊ぶ日が増えると

娘はボンズと「ごっこ」遊びをするようになる。


「ワタシは ミユちゃん(近所の子)ね で、○○(ボンズ)は コウキくんね」

なんて 言いながらゴッコ遊び。


コウキ君

その男の子こそ 娘の首と心にある意味 深い傷を負わせた男の子だ。


なのに

ココ最近 毎日娘は「コウキくん」の名前を出すので

「もしかして コウキくんのこと 好きなんじゃないのぅ?」と

にやにやしながら聞くと

娘は 

「チガウッテェェ〜 キライナノッ!」と はにかみながら言う。





なんか 複雑ね 女心。








miruru