心配した雪も降らなかったので、むちゃくちゃ早く羽田に着いてしまった我々は早速ビールである。でも早い店でも6:00にオープン。仕方がないので、噴水の周りにズラーと並んで座り時間調整。さっきまで友達と飲んでいたというヤツはまだ赤い顔していい調子である。こっちは1時間半という中途半端な睡眠時間で眠さ絶好調。噴水の縁に座ってうつらうつらする。そのまま後ろに倒れ込んだら良いホームページのネタになったんだけど、落ちなくて良かったです。 しかし、空港来て思ったけどこんなに朝早くから働いてるのね。朝に弱い私には出来ない仕事です。
朝っぱらから生ビールを飲み、続いてワインを飲む。隣の席には私のスキーの師匠、「カドマサ」さん。向かいの席には私のスキーでの永遠のライバル「もりもん」が座る。もう、9年も連続でこのメンバーで北海道にスキーに行ってているのだ。
ファンスキーを見ながらカドマサさんが言った。「(スキーから)逃げたな?」
「え?」 もりもんも言った。「もうライバルとは言えないな」
「う!」 いいんだも〜ん。俺はもっと自由に雪を楽しむんだも〜ん。逃げたんじゃないもんね〜。
その後搭乗手続き、待合室でまたビールである。 飛行機はJASのA300。いい気持ちにほろ酔い加減の私に座った瞬間に睡魔が! 離陸したのも全く気づかず爆睡である。
はっと気づくと旭川空港。あ〜よく寝た。 窓の外は白一色の世界!「うわ!寒そ〜!」
ホテルに向かう大型バスは我々の他の客は5〜6名ほど。ほとんど貸し切り状態である。 約1時間ほどでホテルに到着。新富良野プリンスホテルである。4年ぶりの富良野だ。 イタリアで生まれ育った(妄想)ツヨシが「フラ〜ノ!フラ〜ノ!」とイタリアなまりで騒ぐ。 ありま、イタリア語みたい。
とりあえず11時過ぎなので昼飯だ。ホテルの飯のインプレッションですが、一言で言って、「高い!」もしくは「おいしくない!」です。カレー1杯900円。900円取るならもうちょっと味を、あの味のままならせめて600円に、ってところでしょう。
さあ、次回はいよいよファンスキーのレポート! (つづく)
「ファンスキー」といってもいろいろなメーカーからいろいろなデザインや長さの物がでています。私のファンスキー初体験は3〜4年前、師匠であるカドマサさんとライバルであるもりもんと3人で「やってみるべか?」ということでレンタルで借りた「ガウアー」という物でした。それは厳密に言うとファンスキーとは違うぞ!と言われるかもしれませんが、ま、長さが短いっつうことで、一緒くたに考えております。俺的には・・・。 んで、「ガウアー」というのはだいたい90CMくらいの長さの板なんですが、それがまたやたらに厚い板なのでした。厚底ブーツの姉ちゃんもこれなら納得って感じです。ついでに言うとガウアーはいて車の運転はやめた方がいいでしょう。間違いなく事故ります。 おまけに、底が平らじゃないんです。なんと!盛り上がってるんですねぇ。イエーイ!って、その盛り上がりじゃないんですが、その為にまっすぐ滑らないのです。いつもどっちかにターンしてないといけません。でもこれはこれで面白かったですが、なんと言っても重さに参りました。たった90cm位の板なのに私の195cmの板と同レベルの重さがありました。
つぎに、そうそう「ビッグフット」ですね。例の足のカッコしたふざけたデザインの板です。これは甥っ子のを借りてやってみました。去年のことです。楽しかったですねー。スキーと言うよりはスケートみたいでした。その大足のかかとの部分のカーブを使ってターンするとトリッキーな動きで笑えました。でも、スピードを出しすぎるとつま先が雪に刺さって正面に転ぶのが恐怖でした。
つぎに試したのが、これぞファンスキー!とも言うべきサロモンの「スノーブレード」。今年に入ってからのことでした。これがきっかけでファンスキーにはまっていったような気がします。これはまさにローラーブレードのスキー版みたいな感覚で、スキーのと言うよりは雪山の新しい楽しみかたを教えてくれたようでした。
今回こそファンスキーのインプレッションに入ろうと思ったんですが、またまた回想モードに入ってしまいました。インプレッションはまた明日。ということで。 (つづく)
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