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店長のガラクタ部屋
つかちゃん

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2002年05月24日(金)
街の匂いを考えた

先日の定休日、掲示板にも書きましたがいつものように屋上でビールを飲みながら猫とたわむれてたわけではありません。

ちょっと早めに起きた私は単衣のお召しに単衣の羽織を着まして、足元は履いて試してみようと試しに仕入れた柄足袋、角帯は正絹の帯にしました。いつもの木綿の角帯じゃないところが自分的にはお出かけっぽいところ。

特急しおさいはゆったりと満席。長い羽織をひらひらさせながら席を探して通路を歩くとちらちら見られますが気にしないです。羽織がちょっと透けた感じのしゃきっとした生地なので座りジワが気になります。お尻でプレスしないように気を付けて座るのがポイントですね。

訪問した先はあの「きものの やまと」さんの本社。集まったのはやまとさんでお世話になった事のある人たち。もちろん私も2年間お世話になりました。

やまとの新商品を見せてもらったり、討論会メインで時間は進みます。最後に社長のお話など聞き夕方から新宿の「玄海」で水炊きを食べました。ちょこっとですが社長さんともお話ししてきましたヨ。

特急が無くなるとつらいので、2次会は辞退してひとり新宿駅に向かいます。圧倒的なネオンと雑踏の街はぎらぎらしたエネルギーの固まりのような匂いと音がします。額に汗がにじんでくるのがわかります。新宿の匂いは15年前と全く同じです。

街の匂いってなんでしょう?そう言えば私とたかちゃんのホームグラウンドだった渋谷にはやっぱり渋谷の匂いが今でも変わらずに確かに存在しています。

東京駅まで20分、そこから更に1時間半で八日市場に帰り着きました。
改札で切符を駅員に手渡し歩き出すと、八日市場は きっちり2時間分密度の薄い匂いがしました。