お祭りモードも一段落して、やっと落ち着いてきました。そして、今度はお盆モードに突入の今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?つかちゃんです。
というわけでお盆の話し。 お盆を明日に控え、たった今(12日午前9時)近所の新盆のお宅に「棚吊り」に行ってきました。「棚吊り」というのは要するに新盆の祭壇を飾ることでその手伝いをしに行ったわけです。 でも、手伝いと言っても今では祭壇は葬儀屋さんが全部作ってくれるので我々は最後の仕上げだけすると、そんな状況。 その仕上げですが、何をするかというと以下のような流れです。
まず、新盆のお宅に到着すると家の前でメンバーが揃うのを待ちます。地域の最小単位は千葉県八日市場市あたりでは「組」と言います。その「組の者」が揃ったら「おはよーございます」とおもむろに家に入って行きます。全員黒のスーツにサングラスです。・・・というのはウソ。
すると最後の仕上げグッズが揃えてあります。 植物の葉っぱで作ったランチョンマット大の小さな敷物とまっすぐな芦の枝数本、茄子が2個と紙で作った花、それと麻の繊維を乾燥させたもの。
みんなで線香を上げたら作業に取りかかります。 まず、茄子を使って馬を作ります。 「馬のことならまかせてくれよ、毎週やってるよ」と言いつつ喫茶レストランと居酒屋を経営する競馬マニアの”マスター”が約30秒で2頭の馬を作り上げた。 はやっ! 茄子に芦の枝を適当に折って茄子が自立するように4本刺し、へたを頭に見立てて丸いお尻のあたりに造花の茎をぶすりと刺す。以上。
そのつぎははしご。使うのはやはり芦の枝と麻の繊維。2本の長い縦棒に短く切りそろえた5本の横棒を麻の繊維で縛り付けてハシゴを作るのだ。 まずは焼鳥屋のオヤジさんが試みるが1ヶ所縛っただけで私に差し出す。 「つかもとさん、やってくれや。」 こういう細かい作業は結構得意な私、「器用だね〜」誉められてホイホイ働く私。(単純) 約10分で作業終了。みんなでお茶をご馳走になっておみやげにミカン2個と水ようかん貰って解散。9時集合、9時半解散。集合した組員9名実働3名実際の作業時間10分。 おかげで店の開店時間に間に合いました。 今度は15日の夜8時、「棚流し」に集合です。
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