11月に入門した白帯の生徒がいる。週に3・4回は道場に来て一生懸命稽古をしている。そんな生徒を見ると「ああー俺も初めての日はTシャツにジャージで先輩に基本習ったなー」と白帯の頃を思い出す。遠くの指導員の先輩を必死に見て稽古した日を思い出す。その白帯の子に「がんばってるねー」と声をかけたら「自分不器用で覚えが悪いので」と言った。不器用で覚えが悪いと思うから人よりがんばって稽古をする。それは素晴らしい才能だと私は思う。