夏の特権
ボクが憧れた夕陽は夜の闇に追われて消えてしまって朝の日射しはとても強烈に感じるんだだからボクの皮膚は火傷して太陽を憎むんだけどそれでもいつもの夕陽には感動してしまって泪が出て来るそしてまた夕陽は追われてボクもどっと疲れて眠りに着けるんだボクが本当に悲しいのは曇った夕刻 雨の夕方ボクが大好きなのは台風の去った夕方サーモンピンクの空