今日も暑かったね。 今年の夏こそ越えられない気がするわ。
『超微妙。』 友達から来たメール。 明日のオールの企画者がそれに参加出来ないんだそうな。 何も考えていないようなコ。 言葉を選ぶ事の出来ない彼女。 そのコに対しては何時も苛ついて。 ”やっぱり。無理。” そういう言葉を使うコ嫌い。 すぐに妥協するコ嫌い。 自分の言葉に責任を持てないのならば、最初から喋らないで。 貴方の口を噤んで上げようか、針金で紡いで。 『超』 も、あたしは使えないの。 17歳なのにそういうの、苦手。 ひとと同じ事が出来ないの。 上手く、出来ない。 多分、マニアック体質(笑)。
おはなし。
『緋色』 繋いだ手、積もる熱と、混ざる僕ら。
眩しい光、貴方はその光に呑まれるの。
幾ら小さくても聞こえる声は、ひろい世界に閉ざされて。
恐れていた時流の波に、委ねざるを得ない今ですら。
貴方は、その海に泳いで往く。
綺麗に笑って、僕の心を軽くする。
「助けてくれて、有り難う」
潰れないでいて下さい。
そして、戻って来たの。
ゴメンナサイ、弱い僕が。
弱い侭で、頑に流れない。
それだけは、認めて下さい。
貴方の言葉を信じています、それは僕の傷になったのでしょう。
確かにこの身体に、刻まれています。
泣かないで。
傷付かないで。
嘆かないで、僕が。
もっと傍で、貴方を守ってあげたいけれど。
出来なくて…。
光に呑まれて往く貴方を、今日も思い出しています。
貴方の最期を見届けるまで、僕は消滅しないから。
たくさん愛されて下さい、そして。
僕をいかせて下さい。
続くも途切れるも、今は、貴方次第。
破壊して、繋げて。
狂わせて。
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