⊂あまかざ⊃
2002年06月05日(水)

僕らはもう嫌いあうばかりだね。
寂しいけれど、さようなら。

今日は、憂鬱だった。
梅雨が始まったらどうなるんだろうなんて心配。
あ、雷が鳴ってきた。
梅雨が来ないまま夏になったならいいのに。

今日は憂鬱だった。
なにもかもに苛立って、
否定して、寂しくなって、ひとりになりたくないと思った。
だけどもう手後れなんだ。
あたしもう、ひとりだね。
誰もいないのよ、だから否定したの。
あたしはあたしを嫌うひとを、好きで居続ける自信なんてないもの。
いつかあたしを救ってくれた言葉を、裏切ってしまうかしら。
信じ続けなければいけないかな。
信じていたいけど、もう、何もないのよ。
ただ、虚しくなるだけだからね。
自分をもっと強いと思ってた。

かえる場所がまたひとつなくなった。


あたしはなんにも、なにひとつ、大切なものなんて持っていなくて。
馬鹿みたいに依存して、其れしかない、なんて勘違いしている。
あたしが作るものはいつも誰かに壊される。
だから、きっと何ひとつ護れない気がしてた。
大切な仲間を壊された。
…自信がなかったから、あたしが引き金を引いたんだと思う。
そう思えば、多少は気休めになるけれど。
あたしにとって、一番大切なものだと。
指を構えた瞬間から、本当は気付いていた。

後悔しても後の祭り。
壊れたものは戻らない。

ほんとうは。
あたしは初めから、彼女の核を疑っていた。

最後まで信じ切れなかった。



それが、正解だった事が。
一番辛い。


何故なんだろう。



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由弥 [御手紙]