二度目の恋。
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音楽系習い事グループで、ちっちゃな喫茶店みたいなところでミニライブしてきました。初めての経験だったもので、楽しくて。厳密には習い事って言ってはいけないんだろうなあ。習ってるわけではなく、バンドなんだと思います。小さな楽団。前にいた楽団はとても大きなところだったので、私は何年経っても「練習生」の立場のままだったんですが、今の場所では楽団の団員の1人として、責任もってソロパートもやらなきゃならない。「1人で10分つないで。なんでもいいから」とかリーダーに言われたら、自分のレパートリーのなかから聞きやすそうで吹きやすそうな曲を選んで10分場をもたさなきゃいけない。できませんではすまされないものがある。大きな権威ある楽団の隅っこにいたときよりも、今みたいに小さな楽団で責任持たされるほうが、私は上手くなれるだろうなという気がした。どうせソロやるなら、つって、前いた場所でいちばん敬遠していた難易度の高い曲(私の基準で)をはりきって選んでしまいましたから。自分で選んでこの曲吹くことがあるとは思わなかったなあ、としみじみしつつ。
大きな場所だと手抜きもばれないし、さぼるから。そういう場所でガツガツ前に出るほどには根性なかったってことなんでしょうね、この分野に関して。仕事関係とかならガツガツ行くだろうと思いますけど、サボっててもやっていけるなら、隅っこでそれなり楽しくやっていってしまうんですよ、日が当たらなくても、趣味やしそれでいいやん、つって。今の楽団は隅々まで日が当たってミスするとすぐばれるくらい人数少ない。遅出早じまいでやってたら注意されてしまったし。もちろん、前の楽団は大きなホールをいっぱいにできる動員力のある組織だったから、ホント、何もかも、較べちゃいけないくらい違うんですけど。前いたところもそりゃ大好きだったんですけど、今の場所もどんどん好きになっていって、それが嬉しい今日この頃です。
仕事がホントに駄目で、まるですすまなくて、そっちはどん底です。何もかも、受け止めて書いていきますけど。書くことが業だとか言う気はさらさらなくて、やっぱり業も覚悟もないままなんですが、さすがに自分の書いてる小説と自分の身に最近起きたしんどいこととがかぶってたと気づいたときには凹みました。直視したくないことを直視して書いていかなきゃならないんですかと。だけど、逃げたら書けないし、今だからホンモノが書けるんじゃんとか思う気持ちもある、それが業かなと。でも業も覚悟もないですけどね、やっぱり。そこは譲れない(笑)。
業も覚悟もなくてもやらなきゃいけないと思う気持ちがホンモノ。……だと思いたい。
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