二度目の恋。
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2005年08月23日(火) 週末のこと

こないだの週末は、アルフィーさんの野外ライブに行ってました。
東京二泊三日。

一日目のライブ(土曜日)が終わって退場待ちしてたら(出待ちにあらず。野外特設大規模会場なのでスタッフの指示待って順番通り混乱のないよう退場しなきゃならないのです)連れの携帯にメールが入って、それが彼女の種友さんからで、「今日の運命さいこー、アルフィーなんかどーでもいいから帰って運命を見てよー!語り合おうよー!」とのこと。「ああディアッカさん無事だったのね」とほっとしました。連れの種友はジュール隊長ファン(連れも同じく)。ディアッカファンの私が連れと一緒にライブ参加してることも知ってるのでディアッカさんに万一のことがあったらそれなりに教えてくれるはずなので。

しかし、いくら運命が盛り上がっていようとアルフィーをほったらかしてアニメ見に帰るわけにはいかず、次の日も晴海で野外ライブ。

二日目のライブが終わって退場待ちになったときに携帯確かめてみたら、今度は私の携帯に着信履歴複数回。しかも入院中の父の見舞いで実家に帰省中の弟から。こっちがライブ参加してるの知ってるはずなのにまさにライブ途中の時間帯に何度も着信、って、それはどんな緊急事態なのかと一瞬にしてライブの興奮も吹き飛んで心臓捕まれて震えながらかけ直したらば、「父の検査の結果が出た。白だった。退院できる」とのこと。よかった。よかった。良い知らせだからおねーちゃんにすぐ知らせたいと思ってくれたのね。アルフィーのライブは長いんだってこと知らなかったから8時半には終わってると思っちゃったのね。ライブ後でテンション上がりきってたこともあって、電話きったあとその場で号泣しました。友達も一緒に泣いてくれました。忘れられない野外ライブになりました。

……いや、まあ、いつもアルフィーの野外は忘れられない思い出になるのですけれどもね。


新曲のバラードを歌っていたときの高見沢氏がそれはそれは素敵で、十年後にも二十年後にも私はこのときの彼の姿を思い出すだろうなと。いつか、それは本当にいつか、仮定の話なのだけど、いつかもしも私が二度と彼の歌を聴けなくなったとしても、この瞬間に彼の歌を聴いたことは消えないんだな、それが出会いとか人生とか生きるとかそういうことなんだなと、大袈裟かもしれないけど、なんだかそんなことを思いました。私はあまり土地に根付かない質の人間なので土地としての故郷は(気持ちとして)抱いていないのだけれど(好きな土地はいくつもあるけれど、ひとが「故郷」を語るときの気持ちとは少し違う気がしてるのだな)、彼の歌が聞こえる場所は間違いなく私の「故郷」で「帰る場所」である気がするのです。故郷の祭に帰るひとの気持ちが少し判る気がするのは、夏の野外に参加してるとき。これが私の故郷の祭だなと思う。嬉しいことも辛いこともみんなここに刻んで生きてる。「疲れたときはここに来てください」と高見沢さんが言った言葉が胸に染みました。……しかしこの歳になると遠征で野外二日参加すると心は癒されても体はガタガタです(笑)。




運命感想(とライブ感想の詳細・笑)はまた後ほど。


さやぎ |MAIL

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