ゆめノかけラ
koi
基本的に(例外もありますが)、その日見た夢の話です。



 劇・追われて落ちて・少年に助けられて

最初の夢で、何か劇の練習をしていた。レオタード姿で、わたしは台本を読んでいた。リハの途中、相手役の男の子が見当たらないことに気づく。どうしたのかな、と思うが、すぐに代役のひとが来た。イメージは多少違うが、頑張ろう、と言う。

べつの夢。わたしは赤毛で巻き毛の少女になっていた。ビルの上のほうの階で、何か(女の人が獣になるような)変化を見てしまい、ちいさく悲鳴をあげたら、その怪物が驚いて追ってきた。急いで窓を開けて飛び降りる。かなり高い場所だったのだが、ビルとビルのあいだをつたってなんとか降りる。怪物は追いかけてこなかったが、変わりに駐輪場には、猟犬を大きくしたような獣が2匹いた。ひーと思うが、何もできず立ちすくんでしまう。あたりを見回したら、眼鏡をかけた茶色い髪の少年がいた。飛べる、とわたしは思い、彼の場所までワープした。

少年は困ったような顔をした。なぜかわたしは彼の想いのようなものが、テレパシーで読めてしまった。(なんで俺がこんなやっかいごとに..)みたいな感じ。申し訳ないけれど、彼のそばにいないと危ない、ということがわかっていたので、彼からはなれるわけにはいかなかった。彼はしょうがねぇなぁ、という感じで、わたしを守ってくれるらしい。はぐれたときのために電話番号を聞く。左手で右腕に記す。これ自体、呪文のようにわたしを守ってくれそうだとわかる。

道中、豚の化物のようなものが目の前に立ちはだかった。少年は長い杖のようなもので、化物の眉間をつく。なかなか化物は気絶しないが(どうもわたしにせよこの少年にせよ、この世界で殺生をしてはいけないと思っているらしい)、やがて隣家の庭から魔法の液体が流れてきて、その化物はかたまってしまう。この隙に逃げよう、とふたりで走る。落ち着いたところで、少年の心の声が聞こえた。(いいことをすれば、助けてくれるひとは必ずでてくるんだな)ということを彼は思っていた。わたしはお荷物以外のなんでもないが、それでも捨てずに守っていることで、彼のポイントは上がっているらしい。じゃあ、そんなに無駄でもないんだな、とわたしはすこしほっとした。わたしの感情が伝わったのか、彼は仕方なさそうに笑って、わたしの頭を引き寄せぐしゃぐしゃと乱暴に撫でた。

2001年12月28日(金)
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