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■ イチローの記録とローズの記録
メジャーリーグでさまざまな記録を イチローが更新している。日本人としても、 一野球ファンから見ても嬉しい限りである。 一方、近鉄のローズも日本のプロ野球 6年目(だったっけ)で王貞治が記録した 55号に超えようとしている。 どちらも素晴らしいと思うが、 どうもアメリカ人ファンと 日本人ファンの温度差に 違いがあるように感じる。
どっかの某読売系の番組だったか、 王の記録が体格の違う外国人に破られるのは なんだかなーというような発言を聞いた。
はーーー?
巨人の記録が外国人に破られるのが それだけ悔しいのか?いつまでも破られること のない記録にしたいのか?馬鹿も休み休み言え! といいたい。記録は破られるために あるもののであり、破るために各選手は 一生懸命頑張っているのである。 ましてや近鉄ローズは助っ人という 一年一年が勝負をしなければならない 過酷な状況下で、6年目まで野球を続けている。 その努力は素晴らしきものであり、 その結果が王の記録を破ろうとしているのである。
対してアメリカ人のファンは見る目が違う。 日本人だからといって、悔しがることなく、 スタンディング・オベーションで イチローの記録を迎えている。 そこには記録を固執するのではなく、 記録を破ろうとしている人を賞賛している ベースボールという精神を感じる。
21世紀は世界にスポーツが開かれる時代である。
2001年09月10日(月)
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