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ワーホリネット、2月25日号。 - 2003年02月25日(火) カナダでのタバコ事情。 タバコをお吸いの愛煙家でカナダへのワーホリをめざしている、そんな あなたにカナダから、涙の実情をお送りします。 カナダではタバコを排除しようと動きがかなり強いように思います。州 によって規制は違いますが、BC州では室内や建物での喫煙が法律で規 制されています。そう、レストランやBAR、CAFEなどで気軽に吸 えないのです。タバコが吸いたい時は、雨が降ろうが、雪が降ろうが外 へ設置されている灰皿の元へ行かなければいけません。 タバコは一つ平均7ドル。高い!そんな高いタバコ、きっと日本のより も美味しいに違いないなんて、はかない夢を抱いても、ただの夢で終わ るでしょう。そう、高額な税金が掛けられ、高級嗜好品にされているの です。そしてそのタバコのパッケージには信じられない事に、「タバコ はあなたを殺せます」とかいう恐ろしいメッセージが大きな字で印刷さ れています。その上、肺がんにおかされた臓器の写真がパッケージに。 もちろんカラーです。あまりにもグロテスクで新種の嫌がらせ?とか思 ってしまいます。 テレビやラジオでも恐ろしいCMが流れます。CMには、タバコを吸っ たが為にがんになり、首に管をつけ声も失ってしまった女性が出てきま す。そんな体になってまで首の管にタバコをさして吸う姿がうつされま す。なんというCMでしょうか。こうして恐怖心を植え付け、人々がタ バコから遠ざかるようにされています。 愛煙家には非常に辛い現実です。が、これもカナダの一部なのです。こ ちらに来た多くのワーホリメーカーが禁煙を決意。そのきっかけは異常 に高いタバコ代のせいかも知れませんが、禁煙した人々が口を揃えて言 うことがあります。「何食べてもおいしい!」 そう、味覚が鋭くなる そうです。タバコを吸う、吸わないは個人の思考の問題ではありますが、 タバコの害を知り、煙から人々を守るためにカナダは国をあげて取り組 んでいます。 -
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