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どうしても観たかった映画 - 2004年09月29日(水)

バンクーバーではこの時期、
インターナショナル フイルム フェスティバルというのが
開催されます。

そこでは世界中の映画が、いろいろなところで見ることが
できるんです。
毎年たくさんの日本の映画もきますよ。

基本的に映画館が苦手なので、映画はあまり観にいかないんやけど
今回は、どうーしても観たい映画があった。
それは

「誰も知らない」

16年ほど前に日本で実際に起こった
子供置き去り事件を元に製作されたというこの映画。
何故か気になって仕方なくて、これが
今回観れると分かってから、チケットを発売日に
速攻買いに行った。

なんと、この映画に関しては、凄い人気らしく
希望の時間のチケットは売り切れ。
仕方なく、平日の昼間に一人で見に行くことにした。

映画館が始まる40分以上前から、映画館の前にはものすごい行列!
チケットを買えなかった人も、なんとかして映画を観たいと
並んでいた。
カナダでも行列が出来るなんて!
珍しいですよ。

すでにチケットを購入していた私は、
すぐに映画館の中へはいることが出来、良い席も確保して
映画が始まるのを今か今かと待っていたら、
友達に2人もバッタリあってびっくり。

この映画は、実際にあった事件がベースになってるんやけども、
こんな事件が実際にあったなんて、本当に考えられません。

4人の子持ちの母親が(たしか4人とも父親が違う)彼氏と住むために
アパートに子供4人を残したまま、帰ってこなくなったのです。

わずかなお金で子供4人で生活していくのですが、
お金も無くなってくると、電気も水道もガスも全て止められ、
食べ物もままならない生活。

だんだんと浮浪者のようになっていく子供達を
ただ淡々と映していた映画でした。
4人のうち一番下の子は結局亡くなるんですよね。

映画のエンディングはあっけないもので、
結局残った子供3人はその後どうなったのか?
母親は捕まったのか?
栄養失調にはならなかったのか?
などなど、気になることは全然分からないまま
映画は終わってしまった。

私、すごい涙もろいんですよね。
でも、この映画では泣けませんでした。
見終わった後、ものすごいおもーい気持ちで家路についたんです。
正直、見なければ良かったと思いました。

あの4人の子供達の演技がまた自然で、かわいくて
たまりませんでした。
あんな無邪気な子供が、親の愛情を全く受けずに
誰にも知られずに大都会の真ん中で
ひっそりと生活しなければいけないなんて。

家に帰って、すっきりしない映画の内容に気が晴れないので
インターネットで事件の詳細を検索してしまって
本当に起こったことを一部始終読んでまた
ものすごく落ち込みました。

本当に酷いです。
映画では、4人の年齢が、
一番上が12才、一番下の子が5才になってました。
でも実際には、
14才、7才、3才、2才の子を置き去りにしたんだそうです。
その間にもう一人いたんですが、病気で亡くなったらしい。

一番下の子は2才ですよ、2さい。
オムツもとれてないんとちゃうかな?
そんな子を、置いていっても気にならないんでしょうか?

でも一番腹立ったのは、
その母親の刑が軽すぎること。
子供置き去りですよ?
子育てほうきですよ?
で、子供2人も死んでるんですよ?
なのに何故、そんな短い刑なんでしょうか。

本当に観たかった映画なんですが、観なければ良かったと
ちょっと後悔しています。

その日の夜は、ずっと悲しかったです。




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