2009年05月11日(月) |
小沢一郎氏、辞任表明 (水星逆行効果の考察) |
ついにこの日が来ましたか、といった塩梅だった本日の 小沢氏、辞任表明。
とても興味深いのがこのタイミング。 ここ数年で、一部巷で富みに注目を浴び始めている 「水星逆行中」なのだ。
今回の水星逆行期間は5/7〜5/31、ふたご座に入宮した ばかりの水星がおうし座まで戻っていく旅路となる。
特に今回は、ふたご座で水星逆行が始まるというのが ポイントで、そもそも水星はふたご座の守護星なので、 ふたご座にいる期間の水星は、とても水星らしい水星だと いうことになり、その水星が逆行する、ということは、 とても分かりやすく水星逆行の影響が地上に表れることが 考えられる、ということで。
そんな考察をしていたら、5/7、いきなり逆行の初っ端に、 例のJR横須賀線車両故障による大混乱が起こった。 水星逆行がもたらす典型的な事象のひとつが、交通機関等、 移動手段の乱れなのだ。そんな訳でニュースが飛び込んで きた瞬間、あぁ、やっぱり。。。とつぶやいてしまった。
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そして今日のお題の小沢氏。 前回の記事に
> 極めつけは、少しオーブは広いのだけれど、トランジットの > テイルが小沢氏のネイタルの冥王星とコンジャンクションしていて、 > そことセクスタイルを形成しているネイタルの天王星、土星、 > 太陽の天体群が、現在のトランジットの冥王星とヨッドを形成して > いる、ということ。
> 小沢氏の政治家としての信念や理念といった根幹の部分が > 問われている時期だったんだねぇ。
と書いたけれど、その頃まだオーブが広かったこのヨッドが、 トランジットのヘッド/テイルが移動、接近してきたことで、 今まさに小沢氏のネイタルの冥王星上にコンジャンクションして いる状況。
つまりは、3月の小沢氏の秘書による献金問題が引き金となり、 ヨッドの例に漏れずやはり尾を引いて、結果的に今回の流れへと 繋がったことが伺える。
献金問題勃発からここまでの期間のテーマがまさに
> 小沢氏の政治家としての信念や理念といった根幹の部分が > 問われている
だったということなのだろう。
そしてとても興味深いのが、前回注目したこのヨッドの一端と、 今回の水星逆行が深く関わっていること。
トランジットの冥王星を頂点に、小沢氏のネイタルの冥王星と トランジットのテイルがコンジャンクション、そことセクスタイルを 形成している小沢氏のネイタルの天王星、土星、太陽群。これが 小沢氏が現在取り組んでいるヨッド。
その、天王星、土星、太陽の上を、現在トランジットの水星が 逆行して通過中、つまりコンジャンクション中なのだ。
天王星と土星はどちらも「破壊と軌道修正」というテーマを もち、それらとコンジャンクションしている太陽はつまり、 小沢氏は「破壊と再構築」を繰り返し体現する傾向がある ことになる。氏がこれまでに複数の「新党」結成に関わって きたことがそれを象徴しているだろう。
その「破壊と軌道修正、再構築」を「体現」するポイントに、 同じく「軌道修正」のエネルギーである「水星逆行」現象が ピンポイントで影響を及ぼしているのだから、むしろここで 辞任を表明しておかなければ、追々更に自らを窮地に追い込む ような事態を招く可能性を感じる。
一方で、もうひとつ興味深いのが、今回のヨッドを形成して いる氏の天王星、土星、太陽、トランジットの逆行中の水星と 氏の冥王星、トランジットのドラゴンテイルから成るセクス タイルに、トランジットのドラゴンヘッドが絡んで、調停の アスペクトが出来上がっているということ。
ヘッド/テイルが絡んだ調停のアスペクトは、わたしは 「魂的な流れを創り出す」のに有効と捉えていて、特に ヘッド/テイルに対して、調停してくれる位置にくる天体を 「ヘッド/テイル」スイッチャーと勝手に名付けているの だけれど(笑)
今回の場合、その流れを創るのが先ほどから繰り返し登場 している、小沢氏のネイタルの天王星、土星、太陽という ことになるのだ。つまり、小沢氏にとっては、自身の スイッチャーに、逆行中の水星がコンジャンクションする ことで、トリガー的な役割を果たしたと考えられるだろう。 この観点から、個人的には美しい流れを感じている。
印象的だったのが小沢氏の次の発言。
「私が、批判の矛先の相手である私自身が去ることによって、 それがかわされ、そしてみんなが安心して、安定して、総選挙へ 向けて挙党一致で戦うそういう態勢を是非作り上げてもらいたいし、 私も一員として協力していきたい」 --Yomiuri Onlineより--
「批判の矛先の相手である私自身が去ることによって」という のは、現在しし座を移動中のドラゴンテイルを感じるし、 「挙党一致で戦うそういう態勢を是非作り上げてもらいたいし、 私も一員として協力していきたい」というのはドラゴンヘッドの みずがめ座の域を目指しているようにもとれるからだ。
その観点から今回の小沢氏辞任表明を捉えてみると、少なくとも 小沢氏自身は今回、とても上手に星を使っているのではないか、と わたしは感じる。
テイルからヘッドへ向かう流れが起こることは、魂の願望を 実現する流れを起こすことであり、今現在、わたし達地球に生きる 者たちは、皆同時に、しし座のドラゴンテイルとみずがめ座の ドラゴンヘッドのテーマを、魂的集合体として学んでいる 真っ最中。
そして、いかに「お山の大将」を卒業し、より広い視野に立って 「全体」にとっての「本来有るべき最良」へ目を向けるかが、 そのテーマなのである。
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