2001年07月06日(金) |
ちょっと昔話(エレクトーン1)。 |
先週、ようやくおにゅうのエレクトーンが届いた。 機種はEL−500。 嬉しい反面、ちょっと物足りなさも… やっぱり最上位機種には敵わないもんなぁ。 とはいえ、そんなに根性入れてやるつもりはまだないし…
今回の購入に当って先生の方から 「『エレクトーン』をまた買うの?」 と訊かれ、即答で『はい』と答えていた。 『ドリマトーン』とか『テクニトーン』とか色々あるけれど、 私にとっての電子オルガンは『エレクトーン』なのだ。
エレクトーンとの出会いは幼稚園の頃。 親戚の家にあったものを触ったのがきっかけだった。 あの頃はタッチパネルどころか全てのスイッチがレバー式で、 音も今のようなリアルなものではなく、いかにも『電子音』だった。 それでも子供にとってはとてつもない代物で、強烈な印象だった。
その頃から漠然と「エレクトーンを習いたい」と思うようになっていたのだが、 それが現実のものとなるには更に数年掛かった。 丁度エレクトーンが有名になり始めた頃で、 音楽教室などでもエレクトーンが教えられていたのだが、 小学生対象のレッスンの大半が『グループレッスン』。 記憶は余り定かではないが、 確か母親がこのグループレッスンと言うのが好きではなく、 習わせなかった理由の一つだったような気がする。 もう一つは『場所』。 エレクトーンは意外と場所を取る。 その頃住んでいた家に置けるような場所はなかったんだよね。
そして色々な事情により祖父と同居する事になり、 祖父の家に住むようになってから状況が一変した。 まず、転向した先で仲良くなった娘がエレクトーンを習っていて、 しかもその教室が彼女の家からも自分の家からもかなり近く、 通いやすい場所にあった。 そこは個人レッスンをやっていて条件的にもクリア。 彼女に頼んで先生を紹介してもらったのだが、 行ってびっくり!なんと男性講師だった。 エレクトーン講師=女性の印象が強かったしね。 元々女性は苦手な所があるので、そのまま習う事を決める。
で、習うからには楽器が必要と言う事で、 エレクトーン購入の話が持ち上がるが、話はすぐにはまとまらない。 以前とは違い、置き場所は確保出来るけど、 決して安い買い物ではないからね。 そしたら祖父が『買ってくれる』との事。 これは本当に嬉しかった。 そしてやってきた私の初代エレクトーンEF−50。 鍵盤は上下段ともに44鍵盤(現行モデルで同レベルの機種は49鍵)。 足の鍵盤部は1オクターブ(現在は1.5オクターブ)。 音色だって大してなかったけど。
こうして私とエレクトーンとの付き合いは始まったのだ。
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