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氷砂糖

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タクシードライバー
2001年06月23日(土)

といっても、ロバート・デ・ニーロ主演の名作の話ではなく。わたしが乗ったことのある、タクシーの運転手さんの話。

実家にいた頃、飲み会で遅くなったりして、終バスを逃すと、よくタクシーを使っていました。結婚してすぐ、役所その他の場所がわからないころもまたお世話になりました。

タクシーの運転手、というのは、運転中話をする人と、しない人といますよね。わたしがいままで乗ったのは、話す人と話さないひとは大体半々くらいの確率でしたが、どうでしょう。土地によっても違うのかな?

話す内容も千差万別で、自分の家族の話をあれこれする人、世間話する人、周りの建物について語る人、こちらの事情を聞きたがる人、いろいろでした。

印象的なのはいつかの飲み会の帰りに乗ったとき、あれ、お客さん飲んでた? と聞かれ、そんなに匂うのかな、と思ったら、しっかりしてるからわからなかったよ、普段酔っ払いの女の人は乗せないんだけどね、から始まり、今迄乗せた何人かの問題行動を聞かせてくれた人。あれは話したくてしかたないから、というより思わず話してしまった、という語り口で面白かったです。

あと、女性のタクシードライバーにも1回あたったことがあります。陽気で感じのいい40代くらいのかたでしたが、道を間違えられたので、ちょっと悲しかったです。どうもそれ以来男の人のほうがいいかなぁという気持ちを抱いてしまいそうになります。

裏道や抜け道をよく知っているかただと「おお!」と思います。しかし早いのは嬉しいのですが、あまり乱暴な運転だと酔いそうになってしまうので、困りもの。運転が好きそうなタイプの場合、あまり話さないか、話しても要点のみすぱっと話す方が多かったような気がします。ほのぼのした運転のかたは、やはりほのぼのと場を和ます話をなさる印象が残っています。

なんとなくタクシードライバーに話してほしい人と、話してほしくない人がいると思いますが、あなたはどちらですか? わたしはとにかく目的地にスムーズにつければ、どちらでもいいかな、と思っています。いきなり怒り出すような人とか、眠いとき会話したがる人はできれば避けたいですが..



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