stray notes

氷砂糖

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位置感覚。
2001年07月10日(火)

昨日弟の住んでいるアパートに行った。行くのは2回目なのだが、道を全然覚えていない。実を言うと、池袋から乗り換えることは覚えていたものの、何線で何駅で降りるのかすら覚えていなかった。うーん。

そういえば小さい頃、友人の家をなかなか覚えることができず苦労した記憶がある。どうして皆は1回で覚えられるのか、かなり不思議だった。どうも「あまり頻繁に使わない場所」とか、「いずれ使わなくなる場所」「忘れても直接生活に困らない場所」と思った時点で、記憶がどんどん後退していくらしい。

ちなみに学校とか職場とか、本屋とか図書館とかは、比較的すんなり覚えるし、そう簡単に忘れない。自分にとって必要度や重要度が高いのだろう。ただし一人で適当に辿りつける場所も、べつの道を歩いて最短ルートを探すとか、人に道を説明するとかは難しい。

目的地に着くまでの目印、といったものがさっぱり頭に入っていないのだ。大体このへんで曲がる、とか、だいたいこのあたりまでまっすぐ、とか、非常にいいかげんな記憶で歩くからだろう。あまりきちんと周りを見ていない。全体が把握できていない。

地図を見ればだいたいの位置はわかるし、地図をたよりに初めての土地を歩くことも不得意ではないが、地元の地図を書け、といわれたら、子どもの落書きよりひどいかもしれない。



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