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電話の声
仕事の中に、電話連絡がある。セールスではないし、簡単な内容を伝えるだけなので、とくに難しくはない。でも、電話苦手なんです、というひとにとっては、やはり面倒でいやなものであるらしい。
わたしはとくに好きでも嫌いでもないけれど、職場では仕事なので、たいした抵抗もなく電話をとったりかけたりしている。家で、プライベートで、となるとまた話が変ってくるけれど、まあここでは一般家庭に電話をかける場合のお話。
仕事の時間が昼なので、電話に出る方は大人の女性が一番多い。妙に元気な声の人は少々聞いていて疲れるが、妙に陰気な人も多少不安になる。たまに、コドモも出る。話が通じているのかいないのかわからないのでこれはあまり嬉しくない。でも、一番こわいのは、無愛想な男の人かな。
留守番電話は、もとから入ってるのが好きだけれど(ひとのふきかえは、録音状態が悪いと響きがよくない)、苗字が入ってないと、間違っていれてしまってもわからないので困る、かなぁ。コドモのきんきん声で、へんないい方で入ってると、思わずきりたくなってしまうけれど。わからないよりはいいのかも。
要は用件が伝わればいいのだ、といっても、聞いていて気持ちいいのや感じ悪いのはあって、かける側だけでなく、うける側もそういう雰囲気、というのはわかるのだろうから、こちらもなるべく愛想のいい、でも落ち着いた声をめざしているが、うまくいってるかは、ちょっとまだ自信がない。
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