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最近、家の近くで工事が多い。工事現場を眺めるのは失恋したときによい、と何かの本で見たことがあるが、どうだろう(破壊と創造の繰り返しだから、とかなんとかいう理由だった気がする)。マンションや家がたつのは確かに気持ちがいいかもしれないが、取り壊しはあまりよくないのではないだろうか。 いまも住んでるハイツの向かい側が、どんどん壊され崩され無に帰そうとしているのだが、なんというか振動や騒音で落ち着かないし、精神的にもあまり気分がよくない。住んでいたひとの過去や想い、建物の歴史や記憶が声なき悲鳴となってたちこめていそうだ。事故にあった建物や、火事にあった場所を見てもそういう気持ちになるのかな.. 仕事とはいえ、働いている人のほうがずっと大変なのだろうけれども。近くにいて妙に消耗するので、もういっそがんがん進めて早く終わってくれ、と思いつつ、工事現場のそばで暮らしています。
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