stray notes

氷砂糖

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ごみの分別時に考えた
2001年12月02日(日)

先日、ごみの分別をしながら、夫と話をしていた。わたしはわりと細かく分別したいほうだが、夫はあまり細かいことは気にしないタイプだ。わたしたちが住んでるあたりのごみ処理場は、優秀だからそんなに目くじら立てなくても大丈夫だよ、というのが夫の弁。わたしは格別処理能力を疑っているわけではないのだが、なんとなく「きまりを守らないのって居心地悪いなー」と思うタイプ。

「そういえばさ、子供や孫がいる人って、地球を大事にしよう、という気持ちが強くなるんだってね。わたしいないからそういうの薄いんだけど」
「俺はいないけどそんなことないぞ? 地球がなくなったら淋しいじゃん」
「そかな? 皆いっぺんにいなくなるなら淋しいことなくない?」
「でも、なんにもなくなっちゃうわけだろ? そしたら死後の世界もないんじゃないか?」
そういわれてみると..どうだろう。たしかに何もないのに死後の世界がある、というのは想像しにくいな。

ただ、子孫が必ずしもいなくても、地球や環境を愛し、大事にしたいと思う人はいるんだな、ということはわかった。わたしはあまり愛情が豊かでない人間なので、「きまりなら従おう」というレベルでしかないのだけれど。おそらくそういう、形だけ整えるタイプよりも、形が伴わなくても、根底に思いやりのあるひとのほうが、いざというときに心から行動できるんだろうな、などとぼんやり思った。



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