stray notes

氷砂糖

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成人の日の記憶。
2002年01月14日(月)

成人の日、わたしは着物を着なかった。レンタルで着て、写真ぐらい撮りたかったなーと思うのだけれど、なぜか父が「借りるくらいなら着るな。着るなら買え」と言っていたので、じゃあ着なくてもいいかな、と思ってしまったのだ。

成人の日、わたしは成人式に参加しなかった、のだと思う。記憶がないから。もともと行く気もなかったけれど、寝坊したので、そのまま昼間で寝つづけたような気がする。そのわりに、夕方から同窓会に行った記憶はある。

中学3年のときのクラスメイトと、どこかに集まった。当時から一番仲がよかった女の子(彼女とは今もお互いの誕生日に手紙をやりとりしている)が中心に動いていて、相変わらず、人をまとめたり会を運営したりするのが上手なんだな、と思ってみていた記憶がある。そういえば彼女は昔学級委員だった。

中3のとき、仲が良かった男の子がいたかは記憶にない。昔は少しも仲がよくなかった、あー、そういえばそんな子いたっけ?みたいな男の子に、このあとふたりでどこかにいかないかと誘われた記憶はある(勿論断った)のだが。

ひとつだけ、とても嬉しかった記憶がある。昔憧れていた男の子が、すこしの時間しかいなかった(途中で仕事に戻ったらしい)のだけれど、わたしの名前を呼び、コップにビールをついでくれたことだ。昔も何も話せなかったし、そのときも何も話さなかったけれど。相変わらず、かっこいいんだな、よいものを見た、と思いながら飲んだ記憶が残っている。ビールは好きじゃないんだけどね。



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