一時期、異常快楽殺人の本を読み漁ったことがある。理由は、よくわからない。フェアでもしていて、書店の特設コーナーに山積みになっていたのだろうか。プロファイルについてや、殺人犯と恋する女達のルポまで読んだ。それらは今も、実家の片隅に積まれている。 しかし普段よほど好みでなければ、ハードカバーを即買うことはないのだが..今も謎だ。そしてある日読むのをやめた。自分の表層の意識は、打撃を受けてないつもりだったが、深層心理では傷を負っていたらしく、非常におそろしい夢を見てしまったのだ。そう、ここには書けないほどの。
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