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氷砂糖

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恐怖の霧にまかれたならば(グイン・サーガ90巻のねたバレ?あり)
2003年06月17日(火)

ここを読んでいて、かつ、グイン・サーガを読んでいる人、の確率は、少ないと思いますが念のため。

作中でアモンが、ケイロニア軍にかけた黒魔道の術−「これをかけられた人間は、自分のもっともおそれているものか、もっとも望んでいるものか、いずれにせよ、もっとも心をとらえ、占めている幻影を見る」という夢の術。これをかけられたら、わたしはどうなるのかな、と考えてみました。

自分が一番望む状態になって、幸せで起きられなくなるか。一番おそれているものを見て、逃れようと半狂乱になるのか……。どちらもぴんとこない、というかどちらもありえそうでわからない。願望が強いか、恐怖が強いか。心があまり大きくも強くもないから、恐怖のほうがまさってくるかなーとも思うけれど、怠惰でもあるし、安易に願望がかなうことへの憧れも根強い気がする。でも心の底にある怯えは、何かとてつもない悪夢を呼びそうにも思うし……まあどうせ見るなら、そしてそこから出られないなら、倖せなゆめのほうがいいのだけれど。

あと、話は変わってしまうけれど。今回の巻を読んで、わたしは、作中人物のなかで、一番シルヴィアが自分に近いかもとあらためて思いました(以前からそういう感じはしてたんですが)。というかあの心、精神、魂の動きはとてもよくわかるような気がする。一番好きなのはナリス様なんですが、もうお亡くなりだし。ナリス様亡きあと、興味深いのはアモン君ですが、これからどうなるかわからないしなぁ……だんだん読んでない人には意味のない話になってきたので、今回はここで切りますね。



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