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2001年06月18日(月) 壁の中 |
6月18日 図書館から14号館に行く通路に先生方の研究室があります。 坂を登るのが面倒くさいってことで私はいつも息を殺しながら その研究室の前を通るわけですよ。 で、時々ドアを開けてる部屋があってその部屋を通りすぎる間に 先生方のちょっとした生活などが垣間見れたりするんです。 【片岡ティーチャー】 彼の研究室のドアが開いてる事は滅多にありません。 彼は正面からみるとレッツゴー3匹のジュンに似てるんですが http://www.shochikugeino.co.jp/(←参考資料) 横から見るとブルース・ウィルスなんです。 いつも笑顔で毒を吐く、とても雅な先生なんですが 彼の部屋はドアが開いてるどころか、全く中で動いてる気配が無いんです。 私は時々、ヤツはサイボーグなんではないか? しかも太陽電池で動くやつ。 だから部屋に入ると休止してしまうんではないのか。 と疑問にかられたりもするんですが、 深く考えると消されそうなので考えないことにしています。 【尾形という男】 この人の授業は受けたことないんですが噂にはよく聞きます。 いつもジャージを着用しているとか、髪をかきあげるのが癖だとか、 『青春』という単語が好きだとか、どんな内容の授業をしてても 最終的には「本能!!!」と黒板に書いてまとめるとか、 影で「ケースケ」と呼ばれ生徒にナメられている、など。 数々の武闘伝を残す彼の研究室から一筋の明かりが。 開いた数センチのドアの隙間から見えるものはただの白壁とボード。 でも居ないと思ったら大間違い。よーく目をこらして見てご覧あそばせ。 そこに壁とボードと一体化したケースケが。 白いジャージに白い靴下、白いケミカルシューズ。 まるでそれは虫の擬態のように。 「保護色?」と呟いてとりあえずその場は小走りで立ち去りました。 【体育の和田】 良い風に言うと日本人離れした顔立ち。 そのままいうと濃い顔。天パ。 婦女子の嫌われ者、和田。 そんな彼の部屋はいつも開きっぱなし。 いつみても開きっぱなし。だもんで、絶対に目に入るヤツの影。 帽子を後ろ前反対にかぶって椅子に深く腰かけながらパソコンを打つその姿はまるで 古い映画によく出てくるアメリカ小僧。 今日はちょっと内輪受けの話をしてみました。 しかも長いし。 まいっか。 |
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