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◆ 瀬戸内海の波を越えて2002年05月08日(水)
先日、九州に行ったときに使った、フェリーの話。
今回使ったフェリーは、神戸から、門司までの船ですから、瀬戸内海を通っていきます。本州と四国の間ですね。陸地にはさまれていますから、波というものが、ほとんどありません。ゆれなくて、いい感じです。帰りの船は、門司を出るとき、雨だったりしたんですけどね。
まあ、このあたりまでは、大体想像がついていたのですが、びっくりしたのは、船の構造。ワタシの乗った船は、カーフェリーですので、乗用車だとか、トラックを載せるフロアがあるわけです。このフロアは、車が置いてあるだけですので、船が動き出してからは、人が入ることはありません。で、ワタシの乗った船ですけど、この部分、外壁がなくて、なんと吹き抜けになっているんです。船を外からみると、中に積んである車が見えるという。
ワタシはびっくりしたんですけど、瀬戸内海では、この仕様は、わりと普通のことのようで、よく見てみると、他のフェリーもそうなっているんですね。たぶん設計上、何か有利な点があるのでしょう。でも、船の胴体に、穴があいているというのは、なかなかの違和感。もし、日本海航路でやったら、波をかぶって、そのまま沈んでしまいそうです。
それだけ、波が無いというのも、ワタシにとっては、ちょっと不思議な感じがしますね。ワタシは、新潟、札幌とすごしてきましたから、基本的に海には波があるものなのだと思っていますし。そのあたりの感覚も、育った環境で、変わるものなんでしょうね。
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