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◆ スペースシャトル2003年02月03日(月)
残念な事故でしたね。宇宙とか、ロケットとかって、最新技術というイメージがあります。それが、もろくも崩れてしまった。
まあ、最新型と言っても、今回のスペースシャトルは、初飛行から20年以上経っていたのだとか。20年といえば、東海道新幹線でも、3回くらい車両が代替わりをしています。メンテナンスが行き届いてるとはいえ、意外と時間は経っていますよね。別に古いから悪いというわけではないのですが、最新の技術があれば、もう少し、安全になったのではないかという気もします。
今回、原因ではないかと言われているのが、シャトルの裏の耐熱タイルです。タイルなんですねえ。外れることもあるとかで、今回もそれが疑われています。これが取れると、アルミの地肌になって、160度くらいでも融けてしまうのだとか。タイルがあれば2000度くらいまで耐えられるそうですが、外れてしまうと、160度じゃあ、天ぷら鍋よりも弱そうです。これは、ちょっと……という感じがします。
飛行機や、電車など乗り物は、安全対策が2重3重にとられていて、1つダメでも、他がバックアップするようなシステムがとられています。飛行機のエンジンが1つ止まっても、飛ぶことができます、とか。ただ、どうにもならない部分などもあって、例えば、電車の車輪とか、それが壊れてしまったら、どうにもなりませんよね。数年前に、ドイツの新幹線、ICEが事故を起こしたことがあるのですが、その時は新しい技術を使った車輪が原因といわれていました。今回の事故は、バックアップを作れないタイプの部分だったのかなあ、という感じですが、どうなんでしょうね。
宇宙には夢があるのですが、それだけ難しいということなんでしょうね。それでも、宇宙への挑戦は続いていくのでしょう。その挑戦は素晴らしいのですが、やりきれなさも残る事故だったと思います。
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