2002年12月22日(日)<<<睡眠
今日は明け方まで起きていて。 日がな1日中眠っていた。
小説でも書けそうな勢いで、頭の中を言葉が渦巻いている。 でもまだ、書けない。 自分の問題を抱えすぎて、小説の中へそれを持ち込みすぎてしまう。 そうすると、 主人公が自分に重なりすぎてしまい、うまく書けない。 自分の中で他者を確立できない。
昔、私の中にオニイチャンが居た。 いたけれど、それは空想の話し相手で、そんな人居ないのもよくわかってた。 けれどオニイチャンは存在した。 背が高くて優しい顔をして、リサの話を聞いてくれる人。 でも私はそこまで精神的にやばくないから、 そんな人いないことも、自分の身勝手な空想だって事もしってた。 でも、それでも。 私はオニイチャンに話しかけ続けて、 オニイチャンはそのことを聞いて、コメントをくれる。 もちろんそのコメントも自分で考えている訳だけれど、 私はそれをオニイチャンの意見として発声し、受信し・・・
自分の中に他者を確立させて、 客観的に自分を分析し、時に誉めたり叱ったり、 そうゆうことが昔はできた。 オニイチャンは私を励まし、誉めて、叱って、よりよい方向を指してくれてた。 私はそれに従ったし、従うことを喜んで受け入れた。
いつから、オニイチャンは居なくなってしまったんだろう。
今、私はまたオニイチャンが欲しい。 還ってきてよ、私に。
でも、オニイチャンは消えていないって思う。 オニイチャンは私の中で次第に不明瞭な存在に姿を変え、 やがて、私という大きな自我に取り込まれていったんじゃないか、って。 そう思ったりもする。 それで、 私にはオニイチャンと見えた、そういったモノの存在って誰にでもあると思う。 けれど、それは普通はもっと幼い、小学生とか、その辺で 姿を変え自分自身の自我にうまく取り込まれて行くんじゃないか、と。 私のオニイチャンは中3になっても私の中にいた。 でも、今、もう居ない。 けれどまだうまく自分の中に取り込めていないんだと思う。 だから、 こんなに不安定なのかな、って。 何をするべきか、何をしなければ行けないか、 それを考えた上で、自分に何ができるか・・・ そういった事を提示してくれたモノはまだ、うまく自分の中に入ってなくて
・・・とかそういうことを考えた。
私はまた、間違った選択を選んだ。 きっとそうなんだ。
でもまぁ、しょうがないって。 まぁいいや、って。
変わるのには時間がかかる。 手っ取り早く、また、オニイチャンを作ろうとしても、 もう、自分の中に他者を確立できない。
なんとかしないと、小説を二度と書けなくなりそうで怖い。
昔見た夢を、まだ変わらず描いているわけじゃないけれど。
東急ハンズ主催のハンズ大賞とかいうのがあるんですよ。 それを知らなくて。 もう応募は締め切られてしまっているから。 これから選考が始まって、2月に発表があって。 3月に渋谷で展示があるから見に行きたいなv それで、もし、何か感じられたら。 私は来年、受験前だけど出品するかも知れない。 来年できなくても再来年するかも知れない。 わからないけれど、そうゆうポジティブな思考を大切にしたいとおもう。
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全然眠れない午前4時前。
チャットとか久しぶりにやってみた。 楽しくない。 昔いた部屋が、楽しすぎたんだ。
そうやってまた、昔を思い出す悪い癖。
昨日、部屋を掃除していた。 去年のクリスマス、もらった指輪を見つけた。 私は、何一つ捨てきれなくて居るけれど、引きずっては居ないんだ。 捨ててしまったら私は、忘れてしまう。 何一つとして、私は、忘れたくない。 すべてを、抱えて、大人になりたい。
そう思った。
14の冬に。 ずるく汚い大人に騙されたときに。 私は、はやく狡賢く強かに生きないといけない。 この世界は汚くて、強い物が偉くて、そうゆふうに回ってるから。
そう感じたあの気持ちを、私はまだ、追いかけている。 さめることなく、思い続けている。
人間はいつまでも、思春期のテーマを追い続ける、と。 そういう心理があるそうだ。 私もまた、14の頃を追い続けている。 私はまだ、そこから何一つ変わっていない。
修学旅行、沖縄、首里城前の集合写真。 私にもたれるようにして笑ってピースする親友。 見てたら、涙が止まらなかった。 「もう戻れない明日」っていう、昔書いた詩を思い出した。
私は今、鬱だ。 絶対そうだ、自己憐憫だろうがなんだろうが、そうとしか思えない。 何を書いても鬱々と、暗い文章にしかならないはず。 じゃー開き直って書こう。
親友を独り占めしたかったんじゃない。 親友に、必要とされたかっただけなのに。
恋人やぬくもりが欲しかったんじゃない。 私を愛してくれる誰かに抱きしめて欲しかったんだ。
それだけのことが酷く苦しい。
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