2004年11月22日(月)＜＜＜どうしたらいいんだろうね 心を
なんだろう。ざわざわするよ。でも起きたら２２時だった。
眠りながらも血は流れたらしく、うんざり。
起き上がれば腹痛。泣きそう。
明日は祝日だけど、私は仕事。
淋しいから働くほうがいいよ。
明日もまた笑顔でコールする。
ねぇ、ふざけてお兄ちゃんの携帯にコールしちゃ駄目かな？
今日はいいふうふの日なんだって。
どうでもいいや。
出産祝いってなにがいいかな。
私は子供を産んだことがないし、赤ちゃんだった記憶もないから。
何が嬉しいのかわからないから、消耗品しか思いつかない。
うーん。
どうしたらいいんだろうね、心を。
癒してくれる人は居ないから、傷を増やしながら進むけど。
続くといわれていた明日が、破壊、されたんだよね。
なんか
足元がでんぐりかって、夢じゃないかと、信じられない気持ちだったよ。
今でも
明日の休みはデートできるんじゃないかと、思うほどに。
新潟中越地震から明日で一ヶ月。
最後、彼の家に行った日から、一ヶ月、だね。
留守番電話に、残る、彼の声。
「淋しがり屋のりさちゃんへ…………頑張れ〜」
わかっているなら、ずっと傍で笑っていてほしかった。
わかっているなら、もう独りぼっちにしないで欲しかった。
わかっているなら……
誰も信じられない。
僕は僕に鎧を着せるから……
「私のはなった矢は 貴方には刺さらなかったのに
どうして 私の方が 痛くて泣いてしまったのだろう」
鬼束ちひろ Arow of Pain
僕が高校３年生で作った作品はふたつ。
「１７seventeen」という絵と。
「Pain」という、絵本。
painは 痛み と言う意味だよ。
先生もおどろかすほどの、僕のコラージュの綺麗な細かさ。
凄く大変だったけど、凄く、まんぞく。
その中にこの歌詞も入っているんだ。
うん……
僕はもう、この先、お兄ちゃんほどの人と出会えないよ。
というのは、僕は自分の過去を、話さないだろうから。
ずべてを知り、許してくれる相手は、居ないんじゃないかな。
だからさ
僕は僕を許す機会を、失ってしまったよ。
１４のときの僕へ、ごめんねと謝る。
あの１４の僕も、寒い冬に、身を売ることしか出来なかった。
１９の僕は……
成長するために、もう、同じことはしたくないんだ。たすけて。 |
