仔猫と箱庭の収容所



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眼を覚ました,町


朝の日差しがいつもと変わらずでした。

ようやく外に出た。
ベッドから離れた生活は何日振りかな??

日曜に東京都まで行ったけど。
地元とか電車に乗らずして行ける所は久々だった。
当たり前だけど何も変わらず普通だった。

あたしはあたしが居なくて困る人を必要としてて
あたしが居なくて嬉しがる人には成るべく触れたくなくて。

でもどちらもあたしの周りに居ない様な気がする。

あたしの存在なんて希薄で。
あたしが居なくても少しも変わらず日々が過ぎる。

誰かに影響されるクセに誰にも影響出来ない。

くやしい。
でも何も行動する気に成れない。

だから駄目なんだよ。


2003年06月03日(火)

*仔猫と箱庭* 弥甫

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