何かの為に生きたい。そう願う事はあまり良くない事でしょうか。今のあたしはただ単に依存しているだけなのです。ただ単に誰かの為と言っている偽善者なのです。愛されています。勿論愛しています。でも物足りないのは何故でしょう。紅い紅い月があたしを照らせばきっと全ては燃え灰に成り消えてしまうのです。跡形も残しては成らない。紅い月の夜。