勝手に踊り始める赤い靴。昼も夜も,雨の日も風の日もずっと踊り続ける。天使は冷たく言う「お前は永遠に踊り続けるのだ」あたしは疲れ果てた挙げ句とうとう首切り役人の所に行って言う。「どうぞこの赤い靴を私の足ごと切って下さい」少女の儚い頼みは叶ったのかしら。あたしの赤い靴は踊りだす前かしら??それとももう踊り出して少女の様に疲れてしまった??誰もが主人公だから。