埃まみれのノートブック
Index|past|future
時々、自分がどこにいるのかよくわからなくなることがある。
景色の中の境界線がぼやけて、 霧の中に自分も一緒に溶け込んでってしまうような感じ。
形あるものをずっと避けてきたのは、自分だって判ってる。 わざと曖昧な世界に飛び込んで行っていたのかも知れない。 そして混沌とした世界でひとり彷徨って。
自縄自縛。
そろそろ、ちゃんと形のある世界に足を踏み入れたい、と思う。
どんな感じなんだろう。 ちゃんとそれなりに陽が当たってて、 椅子もあって、 暖かくて。
逃げたくない。 逃げたくないけれど、とてもとても怖い。
踏み出すのにこの足は、少し弱り過ぎている。 ウォーミングアップする時間はあるのかな・・・。
|